研修のご案内

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    和遊字®(わゆうじ)の研修

    文字をお手本通りに書いたり、きれいに書くことを目的とせず、想いのカタチを表現する独自の書体です。
    心のままに筆を動かし型にはまらず想いを自由に表現していくことで、その形や濃淡などから作品が表すメッセージを読み解き書道のその先を見つめていきます。

  • こころじの研修

    こころじ®の研修

    自分の心の状態を俯瞰しながら、心の中を可視化する独自の対話手法です。
    オリジナルのことばのカードを選び出すことで言葉に出来なかった想いを導き出し、心のもつれた糸をほどいていく作業をしていきます。 こころじは、心の文字・心の時間・心と自分・心の路地・心のロジックをもじって名付けた造語です。

和遊字®の変化

なりたい自分のイメージを書いたサンプル画像

なりたい自分のイメージは
『もっと、大きくなりたい』

左上①普通に名前を書く
左下②大きくなる自分をイメージ
右上③もっと、力強さのある自分をイメージ
右下④優しさをイメージ
一番下もっと気持ちが楽になるイメージ

漠然としたイメージで大きくなろうとすると、文字は大きくなりましたが線は細くなり態度だけがでかくなってしまい 心が不安になることが分かりました(②写真左下)

そして、強く描こうとすると威張ったような優しさのない和遊字になってしまいます(③右上)
もっと優しくなりたいということで優しさをイメージして描いてもらうと少し雰囲気は丸くなり支えるようなイメージになりましたが、 なんだか苦しそうです(④写真右下)

このことから、大きくなり人を支えようとすると自分がどんどん苦しくなることが分かります。
最後に、無理をしない為にはどうしたらいいのかを考えてから描いてもらいました(⑤一番下)

すると、イメージの和遊字になったとのこと、このことから、支えるような大きさではなく、包み込むような優しさをイメージすることで 自然と大きくなれることに気付くことができました

このように、和遊字の個人ワークではイメージに合わせながら文字を変化させていきます。
このことを、文字を育てると呼んでいます。

文字を育てようとしても、多くの方が最初からイメージ通りの和遊字を描くことはできません。 それよりも、イメージとは真逆の和遊字になることのほうが多いです。

つまり、頭で漠然としたイメージを描いているだけでは、心と思考が一致せず真逆の行動になってしまうことすらあるということです。

なぜ、文字を育て和遊字を描くことで心と思考を近づけられるのか。 それは、和遊字を描くことで自分の心を表現し、その和遊字を見ることが客観的に心と向き合うことに繋がるからです

そして、和遊字を描く(アウトプット)と、和遊字を見る(インプット)を繰り返すことで自己対話ができ、文字を育てることを繰り返すことで心と思考を近づけて、理想の自分へと 心を調律していくことができます。

伝えたいお相手をイメージしながら『ありがとう』を描くことで感謝の想いを深められたり文字に捕らわれず『○』を描くなど色々な応用が可能です。